2020年11月26日

医療機器の除菌・消毒について

新型コロナウイルス感染症対策により、当社が販売しております装置に除菌・消毒を行う場合について、留意点をご案内いたします。

基本的に、アルコールでの除菌・消毒は装置の樹脂部分及び塗装面を傷めますのでお勧めできません。
弊社ではコロナウイルスにも有効と判断された中性洗剤でのふき取りによる除菌・消毒を推奨しております。

特に臥位撮影台の天板に使用しているアクリル樹脂部分にアルコールを使用しますと、 素材の特性により表面に亀裂が発生致しますので、絶対に行わないで下さい。

※　現在広く流通しております、第四級アンモニウム塩を主剤とした除菌ワイピングクロスにも防カビ剤としてアルコールが添加されている場合があります。樹脂部分及び塗装面に対して影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。
※※　次亜塩素酸ナトリウムの希釈液は除菌効果があり、尚且つ樹脂部分及び塗装面に対しての安全性は高いのですが、金属部品及び装置の内部に浸透しますと容易に錆を発生させますので、使用には十分な注意と使用箇所によりふき取り作業が必要となります。
（参考資料： https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005-1.pdf）